【2014年参加】 香川大学 経済学部 O.Yさん

私は8月8日から8月12日までの5日間、株式会社四国新聞社でインターンシップを行った。初日は配属先の各クラブの説明や新入社員向けの震災報道に関する映像を見た。午後に、取材に同行させてもらい、商品の撮影を行った。私も実際一眼レフデジタルカメラで撮影したが、ピントを合わせたり、全体のバランスを考えながら撮影をしたりするのが難しかった。クラブに帰った後、取材した内容を簡単なメモとしてまとめた。2日目は2件取材に行った。2件目の展覧会の取材は私がした。取材後はクラブに帰り、記事の原稿を書いた。記事は翌日の地域面に掲載された。
3日目は本社で整理部の仕事をした。紙面や新聞全体の構成についての説明などを受けた後、編集会議を見学した。その後、紙面づくりを行った。
4日目は午前中、財務局のレクのメモを取った。午後は取材に行った。今回も私が主に取材をした。終了後クラブに帰り原稿を書いた。今回も翌日の紙面に掲載された。
5日目は午前中、インタビューの取材に同行した。午後は、国税局や交通クラブに行った。
今回インターンシップに参加して、まず社会人がいかに大変な仕事をしているかということが分かった。
これまでの学生生活では言われたことをやるということが多かったが、社会人になったら自ら仕事を取りに行くことが必要となる。これからの学生生活やアルバイトなどでは、そのような積極性を身につけていくようにしたい。

インターンシップでは、報道部と整理部の体験をしたが、どちらも貴重な経験となった。報道部では人に話を聞く前に予め相手に関する情報、企業であれば業界の概要や製品の情報などを把握した上でインタビューに行くことが必要であると分かった。また、原稿の構成や要点をまとめること、そのためにはインタビューの際に必要な部分を効果的に記録しなければならない。そして読者が読んで分かりやすく書かなければならないし、自分が入れたい情報を詰め込むのではなく、読者が知りたいであろう情報や、ある程度具体的で理解しやすい情報を記事に書くのが望ましい。その上で一定の文量に収めなければならない。これは、日々のレポートに関しても共通する点であり、これらのことは今後に活かせると思った。
私は元々マスコミに興味があったのだが、今回新聞社というマスコミの一つでインターンシップを行い、仕事のイメージがつかめて大変よい経験になった。