【2022年参加】 香川大学 経済学部 S.Fさん

今回は学校からの募集でJR四国様のインターンシップに参加させていただきました。私がJR四国をインターンシップで希望した理由は、昔から鉄道系のインフラに興味があり、一番興味があったのが鉄道だからです。また自分の就職活動の軸、どの業界に志望をするかなどを決めきれていなかったので、判断材料と実際に現地に参加できるという点で魅力を感じたため参加しました。今回のインターンシップに参加して学べたことは大きく二つあります。
一つ目はJR四国が地域と深い関りを持っているということです。今回のインターンシップでは地域における観光列車をテーマにして最終日にプレゼンテーションを行う形式で行いました。二日目には実際に観光列車に乗ることができる機会も設けさせてもらいましたが、観光列車を運行することが地域を活性化させることにつながることを学びました。沿線での現地でとれた果実を使ったジュースの試飲会や観光列車が通ると自発的に地域の人が手を振ってくださったり看板などをもって地域を宣伝してくださったりと、JRなどのインフラを任されている会社では地域とのつながりが最優先なのだなということを理解することができました。
二つ目は他人と仕事をするむずかしさです。三日目にはグループワークの時間が設けられており、インターンシップ生三人でお題について考える時間がありましたが、一日という短い時間で三人の意見をまとめて形にするということがとても難しかったです。自分一人で作成するのならほかの人の意見を取り入れたり、意見を合わせて全員が納得のいく形にする必要はないのですが、三人で作るとなると自分一人の意見だけでは形にできないので、全員のバランスをとったり自分がこうだと思っていても他人の意見に耳を傾け、取り入れるだけの器量の大きさがないと具体性があり現実性がある提案はできないのだなと思いました。私は塾でアルバイトをしていますが、塾のアルバイトは一人で何事も行う機会が多く、あまりチームとして動いたり他人の意見を取り入れたりする機会があまりないので、今回のインターンシップで他人と仕事をしていく難しさが学べたと思います。
私が今回のインターンシップに参加した目的として自分の知見を広げていくことや就職活動の軸を考えていくことを目的としていました。実際にインターンシップに参加してみないと企業の内部状況やどのような人材が求められているかなどを把握することは難しいと感じました。就職活動をしていくうえでは実際にインターンシップに参加したり説明会やグループディスカッションなどの場数をこなしたりしていくことが最重要なのではないかと思うので、これから実際に体験していく機会を増やせたらいいと感じました。三日間に日程が短縮されましたが実施してくれた企業や手配してくれた学校には本当に感謝しています。