【2016年参加】 香川大学 経済学部 I.Yさん

私は9月1日から5日間、ザグザグ様のインターンシップに参加してきました。 インターンシップでは主に、バイヤーという仕事を中心に、売ることについて学びました。最初は学生が一人ということでとても緊張していましたが、担当のお二方が気さくにたくさん話してくださり、徐々に楽しめるようになりました。学生一人ではなく、担当の方も合わせて3人1チームでインターンシップを行うと言ってくださった時は、心強く感じ、何としても成長した姿を見せようと決意しました。
インターンシップの内容は5日間ともに有意義で楽しい時間を過ごしました。
1日目は自分に向き合うことから始まりました。そこで自分が全く明確な将来のイメージを持てていないことを痛感しました。また、流通の大きな視点から小売業、ドラッグストア、バイヤーについて学びました。
2日目は様々なお店の戦略を見て回りました。同じ業態の店でもその地域のニーズによって、店の雰囲気や商品、価格帯にそれぞれの特徴があることが分かりました。店回りをすることで、その店から、その地域の人口の推移や年代層、家族構成を推測できることに驚くとともに楽しさを感じました。

3日目はメーカーと小売業の考え方の違い、小売業の売り方の工夫の仕方を学びました。メーカーはその商品をいかにして売ろうかと努力しており、小売業はいかにして売れる商品を置こうかと努力している、という違いが強く印象に残りました。どちらの努力も興味深く、販売の仕事は楽しそうだと感じました。小売業は店内の構造や商品の並べ方など人間の行動を考えて戦略を立てていることを知りました。普段何気なく買い物をしていたのに、まんまと戦略にはまっていたことに気付き、大変感動しました。
その工夫を実際に体験してみようということで、午後はプロモーション売り場作りをしました。売り場を作るにあたって、まずはその土地の様子を見て回りました。2日目の店回りの経験を活かして、ニーズに合う売り場を考えていきました。しかし、ニーズに合う売り場を作るのはとても難しく、売り場のテーマを決めるのでさえ難航しました。担当のお二人にアドバイスをいただき、チームで一丸となってテーマを考えました。その日はなんとかテーマを決めることができ、一つの売り場を作るだけでこんなにも大変であるのだと実感しました。同時に、どのような売り場にするか模索する時間は楽しく、どんな売り場にしたらこの地域の人たちが喜ぶだろうかと考えていたら、時間があっという間に過ぎていました。

4日目は売り場提案書やPOPについてなど、小売業の工夫を詳しく見ていきました。午後は売り場作りの続きを行い、売り場を完成させることができました。
5日目は作った売り場の発表を行いました。売り場だけで企画者の意図を伝えることが重要であり、難しいところであり、腕の見せ所であると分かりました。また、もう一度自分と向き合いました。1日目よりも成長できたと実感できたことは嬉しかったです。