【2014年参加】 香川大学 工学部 Y.Sさん

私は今回、9月8日から26日の間で10日間、鍛え上げインターンシップで、株式会社ユーミックさんにお世話になりました。ユーミックさんは金属の表面処理、めっきを主に行っており、屋島にあります。

私が今回、鍛え上げインターンシップを希望した理由は、普通のインターンシップもありましたが、鍛え上げインターンシップの方が、将来、私が働くうえで、より自分のためになり、企業さんの中での方達とのコミュニケーションなどが、良い経験になると思ったからです。また、工学部の場合はやはり専門的な知識が必要であるので、鍛え上げインターンをされている企業さんに行くと、そういった専門的な知識や技術を実際に学べると思ったからです。

主に一週目は、金属の表面処理工程の学習、工場の環境保全、電解液分析を行いました。表面処理工程の学習では、研削、研磨機のしくみを学んだり、無電解ニッケルめっき、クロムめっきの原理について学んだりしました。専門的な内容であったので、今まで学校で学んでいなく、最初は理解するのが難しかったですが、担当の方がゆっくり詳しく教えてくださったので、完璧に理解した訳ではないですが、おおまかにはしくみや原理を理解することができました。

工場の環境保全では、工場環境をより良くする為にどのような事を行っているかを補助に入りながら、学びました。工場で製品を造っている方達が目立ちがちでしたが、そういった環境保全をされている方もいるのだと思い、大切な仕事であると思いました。電解液分析では、めっきをする上で使用する電解液が正常であるかという検査を行いました。検査の方法は、学校でも今までやった事のある中和滴定でした。学校で学んでいる事も大切であると実感しました。
そして二週目は、研削、研磨の実習を行いました。実際に品物に触れて、研削、研磨作業や出荷する為に必要な梱包作業を行いました。ここで、感じたのは、現場で働いている方達がそれぞれに役割分担して作業を行っており、それぞれの職場でコミュニケーションをしているという事です。やっぱり、社会に出てもコミュニケーションは大切であると感じました。また、それぞれの職場での作業は同じ事の繰り返しであるので、集中が切れがちになってしまいますが、しっかりとお客様のニーズに応える為に1つ1つの品物も丁寧に扱うことが必要だと感じました。
最後に、私は鍛え上げインターンシップに行ってよかったと思っています。新しい経験が多くできて本当に充実していました。この経験を将来、自分が会社に入って働く時に活かしていきたいです。