【2016年参加】 香川大学 経済学部 H.Nさん

(健康福祉局 国保・高齢者医療課)

私は8月17日~23日の間の5日間、高松市役所国保・高齢者医療課にてインターンシップに参加させていただきました。まず、私が高松市役所のインターンシップに参加しようと思った理由は、私が抱いている市役所の業務内容・雰囲気のイメージと実際の市役所の業務内容・雰囲気のミスマッチを確認、そしてそのミスマッチを解消し、自分の適性を確認したいと思ったからです。私が国保・高齢者医療課を志望した理由は、祖父母と同居しており自治会活動を通じ地域の高齢者の方と話す機会が多くあり、市民の方と近い距離で特に高齢の市民の方の生活に直接かかわる職務を体験してみたいと思ったからです。国保・高齢者医療課は複数の係から構成されており、それぞれが取り組む職務内容は異なり、分担・連携して保険や医療の面で市民の生活を支えています。
高松市役所のインターンシップに参加させていただくまでの準備としては、学内の対人関係スキル向上研修である鍛えあげ講座や事前交流会への参加、事前学習としてホームページを見る、国保・高齢者医療課でよく使われているだろうと思う言葉を調べる等しました。

国保・高齢者医療課のインターンシップでは1日目に管理係、2日目に長寿医療係、3日目に国保資格賦課係、4日目に収納係、5日目に国保給付係と5日間毎日異なる係でそれぞれの業務を研修させていただきました。各係の主な業務内容を説明していただき、係ごとに取り扱っているものが異なっていることを改めて知りました。だから、市民の方から電話がかかってきた際には、担当係の方へ電話を回す必要があるため、担当の係でなくてもどの係がどの業務をなさっているのか知っている必要があることを感じました。窓口や電話業務を見学させていただき、市民側からではなく、市役所の内側から市役所の業務を見させていただき、知ることができてとても良い経験となりました。ブラインドタッチやパソコンの基本的操作ができること、コミュニケーション能力の必要性等、実際に市役所でインターンシップをさせていただかないとなかなか感じることのできないものを感じることができたのが、このインターンシップに参加させていただいた成果の1つだと思います。
この5日間のインターンシップを通じて、市民の方ととても近い距離にあり、丁寧な口調と態度、素早い対応が必要であることを痛感しました。そして、市民の方々の個人情報を丁重に扱わなければならないことを感じました。どの係のどの業務においても、たった1つのミスで市民の方々に迷惑をかけてしまうことを教えていただき、責任感のある重要な仕事であると思いました。だからこそ、いくつかの係に分けることで1人の職員に対する負担を軽減し、正確な仕事をするようにしているのだと思いました。国保・高齢者医療課の職員の方は優しくとても温かい職場でした。職員の連携が必要だと思いました。このような温かい職場で重要な仕事を体験させていただけて本当に良かったです。この5日間で今の私に不足していると思ったことを残りの大学生活で学び吸収し、公務員になることを目指して頑張っていきたいと思います。

最後になりましたが、お忙しい中、インターンシップ受け入れ先として貴重な機会をくださった高松市役所国保・高齢者医療課の皆様には心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。