【2016年参加】 香川大学 経済学部 U.Sさん

市民政策局 交通政策課

私は、9月12日~16日の五日間、高松市役所の市民政策局交通政策課でインターンシップに参加させていただいた。私がこのインターンシップに参加した理由の第一は、就職に迷いがあったからである。漠然と公務員を目指すのではなく、普段どういった仕事をされているか、仕事のやりがい、逆に大変なことを聞いたり、職場の雰囲気を知ったりすることができたら、進路選択を見直すきっかけになるのではないかと考えた。また、交通政策課の方とは、研究室の関係でお話させていただいたことがあったが、その時は、自分が公共交通機関を利用する機会も少なく、情報量も少なかったために、積極的に意見交換することができなかったので、長く住んでいる高松市の公共交通機関についてもっと教えていただきたいと思い、志望した。
インターンシップ期間中は、課を問わず希望を聞いてくださり、本当に多くの方からお話を聞かせていただいた。初めは、緊張もしていて、知らないことばかりだったので、聞く事が主であったが、職員の皆様は話の中でどんな些細なことでも質問に丁寧に答えてくださり、だんだん対話ができるようになると自分の中の情報量も増えて、お話させていただくことが楽しくなった。担当してくださった方からも、仕事をしていく上で大事なことは、コミュニケーションだと教えていただいたので、自分の意見を言うことが苦手なところを直して話を聞くばかりな姿勢を変えたいと思った。職員の方がお話してくださることは、自分が高松市に生まれた時から住んでいることもあるのか、どれも興味深いことばかりで、特に新駅の設置のお話は自分が住んでいるところの近所ということもあり、詳しく説明して頂き、現場の視察にも連れて行ってくださった。期間中、新駅にとどまらず、JRやバス路線のことについても詳しくお話ししていただけたのだが、同時に現場視察にも何箇所も連れて行ったくださり、その場で説明を加えてくださったので、非常に勉強になった。また、政策課の方や観光交流課の方とお話する時間を設けて下さり、研究室の勉強の方で携わった屋島の活性化についてお話を聞き、意見交換できたことは、これからの大学の勉強に活かせる経験となった。

五日間という短い期間でしたが、多くの課の方からお話を聞けたことで、市役所の様々なお仕事について知ることができた。また、期間中、職員の皆様と机を並べてインターンシップに参加させていただけて、職場の雰囲気を味わえただけでなく、何度か会議の場にも同席させていただけて、普段味わったこともない雰囲気を経験した。このインターンシップに参加させていただいて得られたことは非常に多く、自分の進路と向き合う貴重な機会となりました。