【2014年参加】 香川大学 経済学部 O.Kさん

1. はじめに
私は9月1日から5日までの5日間、株式会社みどり合同経営のインターンシップに参加させて頂きました。私が参加しようと思った理由は主に2つあります。まず一つは、みどり合同経営には、高校の時から興味のあった中小企業診断士の方が働いていたからです。コンサルタント会社に対する明確なイメージは殆ど無かったのですが、中小企業診断士の職場という事で何となく興味を持ちました。次にもう一つは、インターンシップ内容が、複数の企業との会議に同行して経営者の方と接するという事に魅力を感じたからです。私は、大学で活動しているプロジェクトを通して素敵な経営者の方々と接する機会がいくつかありました。そのため今回のインターンシップで、学生としてではなく企業の一員として、これまでとは違った形で更に経営者と接してみたいと考えました。このように、以前から興味のあった職業の実態を知ると共に、新たな経営者と接することができるため参加を決意しました。

2. 研修内容の概要
1日目:高松事務所にて挨拶、朝礼参加、事務所案内、座学(モットー、業務内容、事例等)
2日目:東京事務所にて挨拶、調べもの(空き家について)、DMづくり、データ入力
3日目:岩手にてA社との会議(財務調査の最終確認、計画書確認)同行
4日目:岩手にてB社との会議(試算表確認、業績確認)同行
5日目:朝礼参加、重要書類処分作業、埼玉にてC社のバンクミーティング(返済増額の申請)同行、DMづくり、調べもの(PDFで資料づくり)

3. 感想
今回のインターンシップを通して、コンサルタントは非常に多忙だが、やりがいも大きい職業であることがわかりました。クライアント企業の事業・財務について徹底的に調べて分析したり、どんなに遠くても何度も足を運んだりする様子は、体力的にも精神的にも過酷だと思いました。しかしそれ以上に、信頼関係を築き、経営者の良き相談者の如くクライアント企業から内密な相談を受けている様子などを窺うと、やりがいも大きいことがわかりました。また、企業との会議同行の際には、会計の専門用語が飛び交っていたため混乱する時もありましたが、大学の授業で学んだバリューチェーンや4Pなどのマーケティング論や経営戦略論の知識が活かされる場面もあり、普段の授業での学習の大切さを実感しました。今後は残された大学生活を有効に使って、苦手分野だった会計の勉強も積極的に取り組みたいと思います。
最後に、お忙しい中、貴重な経験をさせて下さった皆様には、心より感謝申し上げます。