【2017年参加】 香川大学 経済学部 K.Mさん

私は、8月21日から25日までの5日間、香川証券株式会社での鍛え上げインターンシップに参加させていただいた。私がこの研修先を選んだ理由は、今まで関わることの無かった証券や投資を取り扱う企業の内部を知る良い機会であったこと、証券会社という枠にとらわれずオリジナルの商品や事業を手掛けておられることに魅力を感じたこと、これらに加えて自分の関心のある分野である、国際協力活動の対象を地域社会に置き換え、自分の身近なところで貢献できることを探すきっかけにさせて頂きたいと思ったからである。
インターンでは、資産運用や投資信託、香川証券で行っている保険の事などの座学や、日経新聞のスクラップ及び読み合わせ、鳴門支店への訪問、推奨銘柄を探しプレゼンを行うグループワーク等の活動を行った。
今まで、株式に対してギャンブルの一種のようなイメージを抱いていたが、座学や社員の方のお話を聞いてそのイメージはがらりと変わり、自分も実際に資産運用をしてみたいと思えるようになった。また、香川証券が行っているIR事業では、証券会社という枠を超えた活動に非常に魅力を感じた。協賛という形のみではなく、様々なイベントを主催したり、地域のイベントに参加するなどの地域一体型な活動を行っていることを知り、証券会社は堅苦しいというイメージがあったが柔軟なイメージへと変った。
また、推奨銘柄を探しプレゼンを行うグループワークでは、実際に街を歩きその企業の商品を見つけたり、株価チャートと新商品のニュース、世界の経済状況などを見比べ、今後の動きを予測するなど、自分が証券会社に勤め、お客様に株式を勧める際にその企業を勧める根拠を明確にすることの難しさと、お客様だけでなく自分も買いたいと思えるような徹底的な業界研究と成長の裏付けが必要不可欠であることを学んだ。
この5日間を通して学んだことは、業種のイメージを自分の独断と偏見で決めつけないこと。その、偏見によって自分の職業選択の幅を狭めないことである。堅苦しいと思い込んでいた証券会社も実際は、柔軟性があり、その業界にとらわれない姿勢を知ることができた。もっといろんな業種の内部を知ることで自分の就活の際の選択の幅を広げることができるのではないか。経済学部だから金融業界と決めつけることなく、様々な業界の方とふれあい、その実態を知りたいと思えるようになり、就活にも前向きになった。
お忙しい中、私たちインターンシップ生を受け入れ、様々なご指導をしてくださった香川証券株式会社の皆様に、心より感謝申し上げたいと思います。本当に5日間有難うございました。