【2017年参加】 香川大学 経済学部 M.Sさん

私は香川県警で五日間、鍛え上げインターンシップに参加させていただいた。
このインターンシップで一番印象に残ったのは2日目の実習だ。この日は航空隊見学、交番見学では普段なかなか体験できない警察ヘリコプターとパトカーの運転席{操縦席}に乗せさせていただき、とても貴重な経験になった。各都道府県の警察ごとにヘリコプターとその操縦士、整備士が配備されているのはこの時まで全く知らず、「警察官」とひとくくりにしても交番勤務のおまわりさんから白バイ隊員、ヘリコプター操縦士まで、ほんとうに多様な業務内容があるのだなと思った。
このインターンシップでは、一般人が思い描くような警察の仕事は、個人情報を多く取り扱ううえに様々な専門的知識や技術を必要とするため、体験させていただくことはできなかったが、施設見学や普段目にする機会の少ない仕事に参加させていただくことで、香川県警察について深く知ることができた。「警察」とひとくくりにしても、私たちが想像する交番のおまわりさんや白バイ隊員だけではなく、様々な業務にあふれているのがとても驚いた。今まで知らなかった警察の皆さんの姿を見ることで、人の人生に大きく影響を与える仕事の責任の大きさとそのやりがいの大きさを感じた。5日間を通して、いつもの大学生活では体験できないことをたくさん経験できた。その中でも特に、人前で自分の意見や自己紹介を何回も行ったことを通して、人前で話すことの大切さ、大変さを改めて実感した。発表の仕方や資料のまとめ方、調査の仕方など、発表一つをとってもたくさんのことが学べた。このインターンシップに参加させていただいたことで自分の弱点や、社会で必要とされる能力など、たくさんのことに気づくことができたので、参加して本当に良かったと思う。
この5日間で学んだこと、経験したことを生かして将来の人生について考えていきたいと思う。
最後になるが、お忙しい中インターンシップを受け入れ、貴重な体験をさせてくださった香川県警察の皆さま、鍛え上げインターンシップとして香川県警の皆さまと私たちの間に入って様々な面からサポートしていただいたNPO法人頑張る学生就職支援ネットワークの皆さまに心から感謝申し上げたい。