【2017年参加】 香川大学 経済学部 K.Rさん

私がJA香川信連のインターンシップに参加した理由は、3つあります。1つ目は、私は将来農業に携わる仕事に就きたいと考えていますが、JA香川信連の業務はJA香川県などに比べて具体的にイメージがつきませんでした。そこで実際に業務を体験し、職員の方々と関わりながら、JA香川信連の理解を深めたいと思ったからです。2つ目は金融機関であるJA香川信連では、金融の視点から農業をどのように支えているのか、地域の方々に選ばれる金融機関をどのように構築しているのか実際に感じてみたいと思いました。3つ目は、自分自身を見つめ直し、社会で働くことについて自分にはどのような能力が足りていないのか、またどのような能力を生かすことができるのかという点に気づき、自分自身を成長させたいと思い、インターンシップの参加を希望しました。
5日間という短い時間ではありましたが、私にとって非常に濃く充実したものでした。JA香川信連について、JA香川信連はJA香川県とお互いに協力し合ってお客様に還元を行っている組織ですが、役割がそれぞれ異なっていました。JA香川信連では、金融機関ではありますが個人との取引は一部しか行われておらず、JA香川県からの貯金を資源に資金運用などを行いお客様への還元や、指導や相談への対応など、JA香川県の信用事業の取りまとめを行う重要な責任を負う組織であるということが分かりました。また、5部署体験させて頂き、どの部署においても信頼関係を構築することが大切であると感じました。
今回インターンシップに参加して、社会人としての発見がいくつかありました。実際に業務を体験してみて、社会人と学生では人間関係や信頼関係の構築、時間の使い方や物事の考え方、責任の重大さなどの違いを知ることができました。お客様や外部の方々との関わりが多いことから、JA香川信連の社内において、各部署はいくつかの階によって分かれているが役員との距離が近く、連携し組織の一体感とともに業務情報の共有が事細かく行われていました。お客様だけでなく、役員同士の信頼関係も大切であると感じました。また、紙面やホームページ上では分からない職場や役員の方々の雰囲気を知ることができ、良い経験になりました。5日間のインターンシップを通して、本当にたくさんの貴重な体験をさせて頂きました。今回発見できた自分の欠点を改善できるよう、一日一日反省点を見つけながら次の目標を定め、達成できるように今後の大学生活を積極的に行動していきたいと考えています。そして今回インターンシップで得た知識や新たに発見した能力をさらに活かし、就職活動に繋げていきたいと思います。
最後になりましたが、お忙しい中このような貴重な機会を与えてくださった、JA香川信連の皆様に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。