【2020年参加】 香川大学 経済学部 N.Rさん

私は今回、株式会社日進堂さんでインターンシップをさせていただきました。私が日進堂さんをインターンシップ先に選んだ理由として、まず、幼いころから住宅が好きで、就職先において、住宅メーカーを視野に入れていました。しかし、実際、住宅メーカーを訪れる機会はなく、住宅業界の仕事内容やその会社の雰囲気など、会社のホームページでしか情報が得られず、よく理解していませんでした。しかし、今回、5日間のインターンを通して、2つのことが分かりました。

まず、1つ目は、家づくりに携わることは大きなやりがいとそれに伴う苦労があるということです。私は、今回のインターンシップで営業職の方・コーディネーターの方とお客様との打ち合わせに参加させていただきました。その時、感じたのは、営業やコーディネーター、お客様、みんなとても笑顔だということです。その理由は、営業の方やコーディネーターさんがお客様と何度も打ち合わせを積み重ね、信頼関係を築きあげているからだと思います。お客様の信頼に応えるために、打ち合わせ前は営業やコーディネーターさんは入念な準備をします。その姿を見て、笑顔の奥にはこれまでの時間と苦労が積み重なっているのだろうと思いました。しかし、その苦労を乗り越えたからこそ、大きなやりがいがあるのだと思います。家を作るということは大抵のお客様にとって人生で1回限りの最大の買い物です。それに、一緒に参加させていただき、夢のお手伝いをさせていただけるこの仕事はとても魅力的だと改めて実感することができました。

2つ目は日進堂さんの社内の雰囲気の良さです。私の中で、オフィスは、パソコンの音が鳴り響き、ピリついた雰囲気があるように思っていました。しかし、日進堂さんのオフィスはそのイメージを大きく覆すものでした。それは、とても和やかな雰囲気で、時折笑い声が聞こえるような明るい雰囲気で仕事をされており、皆さん仲が良いように思いました。これは、インターンシップの初日から感じていました。人間関係が希薄化しているご時世であるにも関わらず、こうした職場で素晴らしい仲間と仕事を出来ることは本当に素敵で、理想的だなと思いました。

最後に、コロナ禍であるにも関わらず、今回インターンシップを受け入れてくださった日進堂さんには大きな感謝をしています。1日だけの仕事体験という名のインターンシップも多く、1日では理解できない部分が多くあると思います。そのため、この5日間はとても意味のあるものだったと思います。パンフレットや社員の方のお話を聞くだけではなく、実際に自分で体験させていただいたことによって、新しいことを学ぶことや仕事に関して大変さもありましたが、それ以上にたくさんのことを学ぶことができました。今回職場の雰囲気や日進堂さんで働いている方々の人柄、業務内容などに直接関わってみて、今まで曖昧であった、自分の将来像や仕事に関するイメージが湧き、より明確なものとなりました。