【2019年参加】 香川大学 経済学部 K.Kさん

私は、9月9日から9月13日に行われた四国財務局のインターンシップに参加した。財務局のインターンシップに参加した理由は大きく2つある。1つ目は、以前から国家公務員という仕事に興味があったからだ。国家公務員は、国全体に影響を与えるスケールの大きな仕事に携わり、日本国民の生活をよりよいものにするために尽力する。以前から、私もより良い社会をつくる手助けをしたいと考えていた。2つ目は、財務局の業務を詳しく知りたかったからである。財務局には、多くの業務があることは知っていた。しかし、そのそれぞれがどのような内容の業務であるのか、またその業務はどのように社会に役立っているのかは知らなかった。インターネットで調べるのではなく、実際に仕事をしていく中で、財務局について詳しく知りたいと考えインターンシップに参加した。
四国財務局の業務で、私が一番関心を持ったのは、管理処分事務である。まず現地実習として、未利用地の現地確認を行った。そこでは、境界標識や周辺環境等について調査した。普段目にしている何気ない標識に、色々な意味があると知り驚いた。また、この調査時に、未利用地の近隣住民の方に声をかけていただいた。その時に、近隣住民の方と財務局の方が親しく会話している姿を見た。それを見て、財務局の業務は地域社会に根差したものであり、地域社会で良い関係づくりができている素晴らしい職場であると感じた。そして、財務局に帰ってから、現地確認の状況をもとに、物件調書の作成体験を行った。管理官の方々の丁寧な仕事を拝見し、プロの仕事というものを肌で感じることが出来た。普段生活をしている中では、経験できないことをさせていただき、良い経験になったと感じる。
インターンシップに参加した5日間は、初めてのことばかりで不安なことも多かった。しかし、このインターンシップに参加しなければ得られなかったものは多いと感じる。実際に、業務を体験させていただく中で、机上学習では見えてこないものも多く、関心を感じる業務も多くあった。また、財務局職員の方には大変親切に接していただき、質問にも1つ1つ丁寧にわかりやすく説明していただいた。このインターンシップは、私の中で大切な経験になった。財務局への関心は、インターンシップに参加する前より大きくなり、将来の選択肢の1つともなった。これから、自分自身でも財務局についてより深く調べ、勉学にも励んでいきたいと感じた。