【2019年参加】 香川大学 経済学部 Y.Aさん

今回、私は香川医療生活協同組合へインターンシップに行かせていただきました。1週間という、インターンシップとしては長い日程でしたが、今となっては早く終わってしまった1週間のように感じます。それほど、毎日覚えることも多く新たなことを学んだ1週間でした。
私が医療生活協同組合へのインターンシップ参加を決めたのは事務という仕事に興味があったからでした。医療機関によるインターンシップ、それも医療事務のインターンシップはなかなかないものではないか、これは参加できたなら私にとって貴重な経験となるのではないかと感じたためです。
参加してみて、今回のことがなければ経験できないようなことばかりであったと感じています。普段から病院に通うこと自体も少なく、地方の小さな病院にしか行ったことのなかった私にとって医療事務の仕事のイメージとして浮かぶのは受付や会計のみでした。ですが、医療事務の中には医師の仕事である書類作成やカルテの代行入力などを行う医師事務作業支援課、医師が働きやすい環境を作る医局事務課、患者さんの情報やカルテを管理する診療情報室、受付や会計を行う医事課というような様々な仕事があることがわかりました。
今回、インターンシップに参加してみて事務の仕事の大切さを改めて知りました。事務は医師や看護師ほど目立つ仕事ではないかもしれませんが、事務としての裏方の仕事や医師や看護師のサポートなどは無くてはならないものだと感じました。もちろん、医師や看護師がいてこその病院ではありますが、その病院の運営は事務の方がいてこそなのだと強く思いました。裏で支える方がいるからこそ表で働く人がその実力を発揮できる気がします。事務にはもともと興味があったのですが、今回の経験でより事務として働いてみたいと思いました。改めて事務の大切さを学ぶことができ、そして現場で話を聞く上で事務の仕事のやりがいも教えていただいてより一層事務の仕事に興味を持てました。
これから、就職活動がさらにヒートアップしてきて自身と見つめ合わなければならない時間も増えてくるので今回の経験で感じたことも大切にして将来のことを決めていきたいと思いました。事務は今までなんとなく興味があっただけでしたが、今回の経験で事務の大切さややりがいを感じる部分をお聞きして私自身の事務に対する考え方が変わった気がします。なんとなくでしかなかったものが、事務の大切さを改めて身近に感じることで興味があることに対する明確な理由を持つことができました。
1日だけのインターンシップも多くありますが、1日ではわからないことも多いので今回の1週間は大変意味のあるものだったなと思います。1日だけではわからなかったことも1週間行えば、より多くのことを詳しく体験しつつ学べました。聞くだけではなく実際に体験する中でより一層自分自身としても大変さを感じることができるので1週間行くことは疲れもしますが、それ以上に学ぶことも多いなと感じました。
今回、私は医療事務というなかなか体験できないようなことを1週間も体験させていただき、その上、事務の仕事の大切さを改めて具体的に感じることができました。このような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。