【2019年参加】 香川大学 経済学部 K.Rさん
「証券業界を知ろう」という香川証券株式会社様が提示してくださったテーマに惹かれ、私はここにインターンシップ実習生として参加することを決めました。5日間朝8:30~17時過ぎまで、昼食休憩1時間を抜いてみっちり埋まっていたスケジュールでは①日経新聞記事の読みあわせ、社員の方による解説②本店、支店の見学③株についての基礎知識講習④1銘柄を選び、社員の方へ向けてプレゼン形式でおすすめするといった内容のグループワークが主だった内容でした。この5日間の経験を通し私が収穫だと感じたことは、「社会人が働く空間の空気に触れられること」「社会人を身近に感じられること」。この2つです。
5日間常に思っていたことであり、当然のことではありますが、我々学生と現場で働く社員の方々とには知識量という点で大きな隔たりがあります。自身が注目した新聞記事についての証券会社の社員目線での解説一つとっても、実習生が理解できるまでにかみ砕き、伝えるだけの知識と経験、技量が社員の方々にはありました。そしてこれは今年入社し、3ヶ月の研修を終え営業として働きだして2ヶ月弱の新入社員の方々にも同じことが言えます。実習生たちが行うプレゼン発表の手本として見せていただいた新入社員の方のプレゼン発表はとても分かりやすく、なおかつ知識をもとに人に聞かせることを前提に作られたことがはっきりわかる内容で、彼らが社会人であること、半年弱の経験や学習が実を結んでいることを強く認識させていただきました。彼らの日に日に黒くなっていく肌や、入社してまだ半年という事実、これらのことから、真面目さを持っていれば自分も同じように社会人になった時彼らのように社会人らしくあれるのではないか、そんな想像ができたことが、インターンシップを通して得られた大きな収穫であったと思います。
5日間という短い間では、証券業界の基礎すら学ぶこともおぼつかず、社会というものの空気をつかむだけで精いっぱいでしたが、それでも学習し、得た知識をもって証券などの資産運用をお客様に薦められる姿や、さらなる知識を深めようと勉強会で発言する姿を見て、今回のインターンシップでは、証券業界の空気感はもちろんのこと社会人というもののイメージが頭の中で現実感を帯びはじめました。そのことが私にとって今回インターンシップに参加した一番の意義だと強く感じました。インターンに参加するか、参加するにあたってどこにするかなど悩んでいる方は、時期の早い段階にとにかく1つ体験してみることを強くお勧めします。きっと自身の糧となってくれるでしょう。