【2020年参加】 香川大学 農学部 M.Sさん

香川県警にて行われた5日間のインターンシップを通し、得られた知識がいくつかある。そのひとつは、警察とは法的に罰することができる力を持つ唯一の組織であるが、意外にも警察だけで行えることでは犯罪を抑止しづらいということ。他者との連携が必要とされるということだ。これを実感できたのは2日目に行った現場点検の時である。安全確認が難しい交差点にて信号や標識、カーブミラーの設置を行おうとした際、警察の独断では行えない、と警察の方々は言っていた。それを行う県や市、地元自治会との連携が必要になるというのだ。たしかにと納得のいく話であったが、今までそういったことは警察だけで決定しているものと思っていた為、目から鱗が落ちる話であった。また、このことから営業職だけでなくどのような職種でもコミュニケーション能力が必要とされ、組織内外関係なくその力が試され必要とされるのが社会なのではないかということが再認識できた。
そして今回の現場点検に限らず、警察が関係機関と連携する際、場合によっては意見が食い違うこともあるとのこと。そういった場合でも警察側はできること・できないことを真摯に伝え歩み寄る姿勢を示していると聞いた。こういった警察側の目線、市民側の目線を考え、お互いが寄り添える着地点に解決策を見出すといった考え方も、これからの人生では大いに役立つものだと感じた。

また、知識だけではなく警察自体に対する印象も変わった。警察官は激務であり休日があまりないというイメージであったが、実際は仕事と私生活の調和を図り、仕事はもちろん私生活も充実させること。また、育休等も男女関係なくとりやすくなっている傾向にあり、ライフスタイルに余裕をもてる好印象な職場だと感じた。
さらに、交通課といえば現場に赴き取り締まったり聞き込みをするといった体を動かす職務を行うものと考えていたが、実際は事故をデータ化し管理したり広報活動を行ったりと、幅広く業務を行っていると聞き深く印象に残った。他にもいくつも部署があるとのことで、とても興味をそそられる職種だと感じた。
普段なかなか触れることができない県警で行われる職務、知識、考え方を、今回このインターンシップで数日間も体験ができ非常に幸運だった。貴重な経験を与えてくださった県警の方々に感謝を。