【2019年参加】 香川大学 工学部 J.Tさん

私は、9月2日(月)から9月6日(金)までの5日間、香川県警察の鍛え上げインターンシップに参加させていただいた。
まず、インターンシップ先に香川県警察を選んだのは、将来の職業の選択肢として警察官があったからだ。実際の現場で仕事を見学、体験することによって今まで持っていたイメージが明確になり、自分の選択の助けになることに加え、仕事の雰囲気を感じることができると思い参加させていただいた。また、インターンシップに参加するまでは、警察には厳格な人が多いといったイメージを持っていたが、5日間のインターンシップで実際にお世話になった方々は気さくで親しみやすい方々ばかりであり、このような経験をしないと見えてこなかった側面が見え充実したインターンシップを送ることができたと思う。
初日は鍛え上げインターンシップということもあり、とても緊張していたが、県警の方々とお話をするにつれてその緊張も解けていった。その後、警察の仕事についての説明を受け、庁舎見学、家庭内暴力や児童虐待が疑われる家庭に臨場する模擬体験、児童下校時の見守りなどを行った。
その中でも特に印象に残っていることは2つある。一つ目は護身術体験で、60分の間で実際に胸ぐらや腕などを掴まれた場合の対処法を教わった上で、護身術において最も重要なことは「臆病になること」であると学んだ。日頃からいざという時のためにイメージトレーニングをし、緊張の場面で少しでも落ち着いた対処ができるように心掛けたい。二つ目はツイッター原稿と動画の作成である。5人ずつ2班に分かれて作業を行い、私たちの班はテーマを「いかのおすし」に決めた。子供たち向けという趣旨であったため優しい口調でキャラクターとの対話形式にすることで馴染みやすくした。動画を撮り編集まで全て行うことが初めてで時間はかかったが、5人で協力することにより子供たちに伝わりやすい動画ができたと思う。
5日間という短い間ではあったが、今回のインターンシップは自分にとって非常に実りあるものだった。また、インターンシップを通して警察という組織の魅力を改めて知ったことで、警察官という職への関心が益々高まった。この経験を、これからも積極的に生かしていきたいと思う。
最後になるが、お忙しい中インターンシップを受け入れ、貴重な体験をさせてくださった香川県警察の皆さま、鍛え上げインターンシップとして香川県警の皆さまと私たちの間に入って様々な面からサポートしていただいたNPO法人頑張る学生就職支援ネットワークの皆さまに心から感謝申し上げたい。