【2018年参加】 香川大学 法学部 H.Mさん

私は、9月3日から9月7日と台風による9月4日の延期で9月13日の5日間、香川県警察の鍛えあげインターンシップに参加させていただいた。私がこのインターンシップに参加した理由は、将来就きたい職業として公務員を考えており、その中でも市民と密接に関わる警察という職業を体験して詳しく知りたいと思ったからである。体験や見学を通して自分が働くイメージを持つこと、社会で通用するような自主性や積極性を高めることを目的としてこのインターンシップに臨んだ。

今回のインターンシップを通して私が得られたものは、大きく分けて3つある。1つ目はプレゼンテーション能力である。最初は自己紹介から始まり、プレゼンテーションスキルアップ講習を受けた後に班ごとでのプレゼンや自己紹介など、5日間の中で、人前で話す機会が何度かあった。初日の自己紹介では緊張して上手く話すことが出来なかったが、講習を受けることによって、伝わりやすい話し方や緊張を抑えるための目線などを学び、最後にはかなり話すのが上手くなったように感じた。大学生活では座学が多く人前で話す機会というのはあまりないが、社会に出てからはプレゼン能力というのは大変重要になる。5日間で完全な習得には至らなかったが、早い段階でプレゼン能力の大切さに気付き、スキルを学べたことはこれからの生活で大きな実りとなるものであった。

2つ目は自主性と積極性である。私は内向的な性格であるが、今回のインターンシップでこの性格を改善することが1つの目標であった。グループワークの際の発言や、移動の際の行動の速さなど、それまでは人に任せたり付いて行くことが多かったが、自分の意志をもって行動できるようになった。聞き役になることが多く周りに合わせことを重視していた自分が、自ら発言し意見を出すことが出来るようになったことはとても大きな成長であり、とても嬉しく感じる。

3つ目は働くイメージである。公務員を志望してはいるものの何となくしか仕事について考えていなかったが、警察の中の様々な仕事に触れることによって1人1人が行う仕事の重みややりがいを肌で感じることができ、自分が働くイメージを持つことが出来た。普段では体験することの出来ない専門的なことも体験させていただいたことにより、警察という仕事に興味をもつきっかけとなった。

香川県警察のインターンシップを通して、将来に役立つことを数多く学ぶことができ、自分に自信を持てるようになった。この5日間の体験は、これからの私の人生の中で大きな糧になると言える、素晴らしいものであった。